今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のためプールを断念しました。その分、今年は色水や泥遊びなどの水遊びを十分に経験させたいという教師の思いでクラスごとに時間を分けて、じっくり一つひとつの遊びに取り組めるように工夫しています。今日は、ちゅうりっぷ組さんがあわ遊びをしました。固形石鹸をおろし器で細かくし、魔法の水を入れて、泡立て器で混ぜると…ふわふわの泡の出来上がり!先生からの道具の説明を真剣に聞き、それぞれ道具を持って泡作りの開始。少しずつ出来上がる細かい石鹸を見て、「大根みたいだね」「私も大根できたよ」と会話を弾ませる姿も。(大根おろしみたいということかな?)中にはいくらおろそうと頑張ってもできない子も。よく見るとおろし金の歯のないほうですっていました。手で触らせて「どっちでやったらできると思う?」と聞くと「あっ、こっちだ」と気づき改めてすり始めました(笑)粉ができたら、次は魔法の水を入れて泡立て器で混ぜる活動へ。水を入れ過ぎても、少なくても上手なふわふわな泡はできません。一人ひとり、試行錯誤しながら満足のいくふわふわあわを目指します。「わあ、クリームみたい」「もっと、ふわふわにしよう」など泡の出来上がる様子に心動かす子どもたちです。自分で考え、試行錯誤し、その中で失敗と成功を体験していくこの経験が幼児期に最も大切なことです。
夏はこれから!今だからできる経験をたくさんしながら、心を開放し楽しい時間を共有していきたいと思っています。