しずく(2021.6.15)

生き物や草花にとても興味のあるちゅうりっぷ組さん。お部屋には、カメ、ザリガニ、金魚の他にクラスで栽培しているカボチャについていたイモムシ、登園途中で見つけた草花が所狭しと並んでいます。子どもたちは、お世話をしたり、観察したり、わからないことは「博士」と呼ばれているお友だちに聞いたり、小さな命に目を向け心を動かす日々を過ごしています。

そんなちゅうりっぷ組の女の子が二人、とても嬉しそうに職員室にやってきました。「見て見て。しずくができた!」と見せてくれたのは、葉っぱの上にのった雫。「ほんとだ。どうしたの?」と聞くと「自分で作った。難しかったよ。」と目をキラキラ輝かせて教えてくれました。指先から水を垂らし何度も挑戦し、納得のいく形の雫を作っては何度も見せに来てくれました。大人から見ると、何てことのない光景が子どもたちにとってかけがえのないものなんだと感じる出来事でした。そして、子どもはみんな想像力と創造力の泉なんですね。